これを建てれば安心!倒壊しにくく経済的な家がいま最も必要とされています

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家曼荼羅の原型
昭和53年の小冊子より

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曼荼羅1号
平成2年完成のS邸

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図1
家曼荼羅の基本平面


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図2
家曼荼羅の骨組


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家曼荼羅の外観

DATA
ieMandala '06-99
2階建て、太陽光照明
建築面積:約49.5㎡
延べ床面積:約99㎡

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よりワイドなプランも可能。


地震国の新標準となるべき住宅躯体

木造住宅躯体《家曼荼羅》は、地震が比較的頻繁に起きる地域特有の要求により生まれました。地震で倒壊しにくい住宅は、地震が多い国では誰もがまず最初に希求するはずのものです。

大昭建築事務所は40年以上の住宅建設の経験のなかで、誰もが安心して暮らせる経済的に正しい家作りを常々考えてきました。

「地震に強く、住み良く、組立てし易い。」

これが我が国の住宅建設に必定の努力目標であり、それに向けてのひとつの解決案がこの一風変わった外観の建物なのです。

平面構造の発想転換

おそらく地震の揺れに対して最も壊れにくく、且つ簡便な構造物は、正三角形の平面を基に作られるでしょう。しかし、居住環境としては扱いにくいため、一般には全くと言っていいほど見かけられません。一方、正方形や長方形の構造物は、組立ても容易で居住空間としても適していて最も多い形ですが、大きな揺れに対して万全というわけではありません(近年はいろいろ対策が講じられていますが)。

木造住宅躯体《家曼荼羅》は、三角形と四角形の良い点を効果的に組み合わせることで、耐震力の向上と組立ての簡便さを両立させています。

基本となる平面は、2つの任意の大きさの正方形を用いて、それぞれの中心を共通の軸に片方を45度の角度で回転交差させることによって得られる16角の外周(図1)です。それぞれの正方形の各頂点には計8本の通し柱を立て、それを建て方のガイドとし、外周を形作る16の辺に沿って耐力壁パネルをバランス良く配置します(図2)。8つの直角二等辺三角形の二等辺部分を基礎とした外壁で閉じられ、単に正方形を基礎としたものと比べて揺れに対してより強い構造が出来るわけです(特許申請中)。

このように作られた90度と135度の角をもつ屋内は、居住の快適さを犠牲にすることもありません。

オケにタガをはめるように補強

土台と耐力壁パネルは釘打ちと接着剤(F☆☆☆☆のものを使用)を併用して止め、さらに土台とパネル下枠を貫通するアンカーボルトで緊結します。これにより、パネルに水平外力を受けた際のパネル回転による通し柱及びパネルの浮上りを防止します。(土台の下には免震ゴムを敷きます)

パネル上枠の上には、相欠きの代替として2枚のツーバイフォー材を互い違いに重ね合わせて横架材とし(パネル上枠と併せて計3層の強力な積層材となる)、これも釘打ちと接着剤を併用することで、相欠きと比べて耐力壁どうしの連結もより頑丈になります。

加えて、通し柱と各パネルどうしの横の連結には各階の上中下3カ所をボルト締めし、繰り返し起こる余震による損壊の危険を減少させます。

外周を屏風のように取り巻く耐力壁パネルは、こうして上下から桶に箍をはめるように補強し、さらに1階の耐力壁パネルの内側にもベニヤを貼って補強することで、震度7級の地震や台風時の水平外力に耐える構造体になります。

全方位対応で救命指向

木造住宅躯体《家曼荼羅》は、16面の外壁をもち、重心と剛心が一点に集中した幾何学的にバランスのよい対称構造であるため、普通の建物に比べていくつか優位な点があります。

  • どの方向から地震波が来ても、それに対する建物自体の構造的な弱点が少ない。
  • 風水家相を考慮した間取りに適している。
  • 採光と通気性に配慮した開口、間取りがしやすい。
  • 隣家の窓から屋内が見えにくくプライバシーが守られる。
  • 屋根の中央に太陽光照明装置を設置することで、1階の中央にも太陽光照明を取り入れることができる。天窓からの採光は壁に開けた窓に比べ約3倍の効果があるため、耐震性において弱点となりがちな1階耐力壁の開口部を少なくすることができ、電力エネルギーを節減し、環境保全にもつながる。
  • 建物の東西南北4カ所に換気孔を設けることで屋内の寒暖気流の自然な循環を生み出す。

(注意:家曼荼羅の仕様等は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。)


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